おねしょ(夜尿症)
おねしょ(夜尿症)

成長とともに改善することもありますが、気になる場合はいつでもご相談ください。
おねしょは珍しいことではなく、お子さまの成長に関わる症状のひとつです。
このようなお悩みはありませんか。
おねしょは珍しいことではなく、お子さまの成長に関わる自然な現象のひとつです。しかし、年齢が上がっても続く場合や、小学校に入学する年頃になると、治らないことに罪悪感や羞恥心を抱き、心の発育にマイナスの影響を及ぼしてしまうことも少なくありません。
「そのうち治るのでは」とひとりで抱え込まず、一度小児科に相談してみませんか?ごく稀ですが、生まれつきの尿路の異常や病気のサインとして生じている可能性もあります。当院では検尿や超音波検査など、痛みを伴わない検査でしっかりとお調べすることができます。
withこどもクリニック 武蔵小杉では、日本小児科学会認定の小児科専門医がお子さまの成長や生活状況も含めて確認しながら、そして傷つきやすいお子さまの心と親御さんの不安や焦りにも丁寧に寄り添いながら、一人ひとりに合わせた診療を行っています。どうぞ安心してお気軽にご相談ください。
夜尿症は、命に関わる病気ではないからこそ、周囲に相談しづらく家庭内だけでプレッシャーを抱え込んでしまいがちです。「私の育て方が悪いのかな」「赤ちゃんの頃のトイレトレーニングが厳しすぎた(あるいは緩すぎた)のかしら」と、ご自身を責める親御さんが本当にたくさんいらっしゃいます。
まず知っていただきたいのは、おねしょはお子さまの努力不足や性格のせいではないのと同時に、親御さんの育て方のせいでも絶対にないということです。 当院の夜尿症外来では、またおねしょしちゃった…という重苦しい空気から、家族みんなを解放し、お子さまとご家族と一緒にがんばる伴走者になれるよう、優しくロジカルにサポートします。
夜尿症とは、一般的に5歳を過ぎても週に2-3回以上の頻度で、少なくとも3か月以上連続して夜間睡眠中の尿失禁(おもらし)を認める状態をいいます。夜尿症は決して珍しい症状ではなく、クラスに数人は同じ悩みを抱えているお子さまがいます。
おねしょとは、3歳頃まにのみられる現象で、膀胱の働きや尿を濃縮する機能がまだ未熟であるために起こる自然なものです。
おねしょは、ひとつの原因だけではなく、複数の要素が関係していることがあります。
※「夜だけでなく昼間もトイレが近い」「水を飲む量が異常に多く、おしっこの量も非常に多い」などの場合には、別の疾患が隠れていることもあるため注意深い確認が必要です。
夜尿症の治療の基本は生活習慣の見直しです。これらを整えるだけで、約2~3割のお子さまが改善に向かうと言われています。当院ではご家庭の負担にならない範囲で、一緒に取り組める工夫をご提案します。
朝~昼はしっかり水分を摂り、夕方以降(特に就寝の3時間前)は水分を極力控えめにします。目安は夕食時から就寝までコップ1杯(200ml程度)をゆっくり飲むくらいです。牛乳も尿量が増える原因になるため、夕方以降は控えましょう。また、塩分の摂りすぎは喉が渇いて水分摂取に繋がるため、夕食後のおやつなどにも注意します。夕食自体も寝る3時間前までに終わらせるのが理想です。
腸に溜まった硬い便は、すぐ隣にある膀胱を圧迫して尿を溜めるスペースを狭めたり、排尿の神経を刺激したりして夜尿を引き起こします。便秘のある夜尿症患者様に1年間便秘治療を行うと、半数以上で夜尿症も改善すると言われています。食事での食物繊維(お野菜など)の意識はもちろん、必要に応じて内服薬を適切に使用し、まずは便秘をしっかり解消させましょう。
生活習慣の見直しを続けても治らない際は、以下の専門的な治療へとステップアップします。
抗利尿ホルモン剤
寝ている間のオシッコの量を少なくするお薬です。これは体が自然に出しているホルモンを補うもので、強い薬や怖いお薬ではありません。水なしで口の中でサッと溶けるタイプなので簡単に服用できます(※服用する前の2~3時間は水分の摂取を厳格に控える必要があります)。
膀胱の働きを良くする薬・漢方薬
お子さまのタイプ(膀胱が小さめ、冷えがあるなど)に合わせ、漢方薬も含めて最適な組み合わせをご提案します。
下着に取り付けたセンサーが、夜尿が始まった瞬間にアラーム(ブザー)を鳴らし、お子さま(またはご家族)を起こす機械です。これを繰り返すことで、寝ている間の膀胱の容量が増え、夜中にオシッコを我慢する力がつくと考えられています。
おねしょだけでなく、5歳を超えても昼間にお漏らしをしてしまう場合は「昼間失禁症」の可能性があります。もし昼間のお漏らしもある場合は、夜のおねしょよりも昼間の治療を優先して行います。
夜尿症について、
「寝る前に飲みすぎたから」
「トイレに行かなかったから」
「本人が気を付けていないから」
と思われることがあります。
しかし、夜尿症はお子さまの努力不足や性格の問題ではありません。
本人も、
「今日は大丈夫かな」
「また失敗してしまった」
と気にしていることが少なくありません。
怒ったり責めたりすることで、かえってストレスになってしまうこともあります。
ご家族がお子さまの気持ちに寄り添いながら見守ることも大切です。
クリニックでの治療(お薬の服用や、アラーム療法など)を始める前に、まずは生活の工夫だけで改善に向かうケースも多くあります。当院では、ご家庭の負担にならない範囲で、以下のような具体的な見直しを一緒に考えていきます。
夕方以降の水分コントロール
朝~昼はしっかり水分を摂り、夕食後から就寝までの水分量を無理のない範囲で調節する。就寝前2~3時間は、水分の摂取は基本的に控え、どうしても必要な場合はコップ1杯(200ml程度)をゆっくり飲みます。
「あせらず、おこさず、おこらず」の原則
夜尿は誰のせいでもなく、小学校高学年以降でも自然に治る確率は高いため、焦らず長い目で向き合うことが大切です。また、夜中に無理やりトイレに起こすと、睡眠リズムが崩れてホルモン分泌が乱れる原因になります。夜中は起こさず、朝までぐっすり眠らせてあげることが基本です。おねしょをしてしまっても叱らないでください。本人は無意識であり、怒られるとプレッシャーやストレスを感じて治りにくくなることもあります。逆に、おねしょをしなかった朝には「できたね」とたくさん褒めてあげましょう。
便秘の解消
便秘と夜尿には深い関係があります。腸にたまった硬い便が膀胱を圧迫することで尿をためるスペースが減ったり、たまった便が排尿をつかさどる神経を刺激したり、夜尿を引き起こす原因になります。便秘のある夜尿症患者に1年間便秘の治療をすると、半数以上で夜尿症も改善されるといわれています。排便習慣を整え、必要に応じて内服薬を開始して、便秘を適切にコントロールしましょう。
いいえ、いきなりお薬を処方することは原則ありません。まずは最初の2週間~1か月、生活習慣の工夫や「生活記録表」をつけていただき、お子さまの体のクセを見極めます。お薬やアラームの導入は、ご家族やお子さまの意向を最優先に相談しながら決めていきます。
5歳を過ぎても続いている、あるいは小学校へ入学する時期(6歳頃)になっても続いている場合は「夜尿症」が疑われますので、ぜひ一度当院へご相談ください。
間に合うアプローチは十分にあります。宿泊行事という明確な目標がある場合は、その日に合わせてお薬(抗利尿ホルモン剤など)を使って一時的に夜間の尿量をコントロールする(おねしょを止める)即効性の高い方法をご提案できます。お子さまが楽しい思い出を笑顔で作れるよう、全力でバックアップしますので、ぜひ諦めずに数か月前にはご相談ください。
どちらを選んでも治療の効果に大きな違いはありません。お子さまの気持ちやご家庭の洗濯事情に合わせて選んで大丈夫です。オムツは寝具を濡らさない安心感があり、パンツは自分でトイレに行く習慣や大人への一歩を踏み出す喜びになります。大切なのは、お子さまが自信を失わないようサポートすることです。
おねしょの悩みは、誰にも言えないからこそ、毎朝シーツを見るたびにため息が出てしまうものです。
withこどもクリニック 武蔵小杉の夜尿症外来では、
の安心をお約束します。
当院は土日祝日も休まず365日終日診療を行っているため、平日の忙しい時間帯を避け、休日のゆとりがある時間にいつでもゆっくりとご家族でご相談いただけます。お子さまの健やかな成長と、ご家族の穏やかで温かい朝を、私たちはいつでも全力で応援しています。どうぞお気軽にご相談ください。
PAGETOP