小児アレルギー外来
小児アレルギー外来

お子さまの咳が続いている、湿疹がなかなか治らない、食べ物を食べた後に具合が悪くなるなど、アレルギーが関連していると思われる症状でお悩みの親御様は多いのではないでしょうか。
近年、小児のアレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)は増加傾向にあります。アレルギーのケアは、日々のスキンケアや食事管理など「お家での毎日の対応」が必要になるため、側で見守る親御さんが精神的にすり減ってしまうケースが非常に多いです。
withこどもクリニック 武蔵小杉では、日本小児科学会認定の専門医である安原 理恵子副院長が、これまでのアレルギー外来、食物負荷試験など小児アレルギー診療の経験を活かし、小児アレルギー疾患の診療に力を入れています。365日・土日祝も診療しているため、お子さまのアレルギー症状が急に悪化した際にも、すぐに専門的な診療を受けていただくことができます。
アレルギーの治療は、お薬を飲んで明日すぐに治るというものではないからこそ、親御さんは長期間にわたって不安を抱えがちです。
と、多くの親御さんが自分を責めながらアレルギー外来にご相談に来られます。
アレルギーは体質やバリア機能の未熟さが関係しており、親御さんの育て方のせいでは決してありません。当院のアレルギー外来の目的は、ただお子さまの治療をするだけでなく、親御さんの毎日のこれで合っているのかなという不安を無くすために、客観的な医学データをもとに、「今はここまで食べられますよ」「このステップで肌を綺麗にしていきましょう」と、先の見通しを明確に提示します。親御さんの心配やプレッシャーを私たちが一緒に半分引き受けますので、どうぞお気軽にご相談ください。
小児期に多く見られるアレルギー疾患には、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎などがあります。これらの疾患は、免疫系が本来無害な物質に対して過敏に反応することで起こります。
気道に慢性的な炎症(腫れ)が起こることで気道が敏感になり、風邪やアレルゲンに反応して気道が狭まる病気です。息苦しさ、せき、ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)を繰り返します。適切な治療と管理により、日常生活を制限されることなく過ごせるケースがほとんどです。
皮膚のバリア機能が弱まることで肌が乾燥しやすくなり、ささいな刺激に対してもかゆみを伴う湿疹を繰り返す病気です。肌の状態に合わせた個別のスキンケア(洗浄と保湿)や、ステロイド外用薬、新しく開発された非ステロイドの塗り薬などを患者様の状態に合わせて選択し治療します。
特定の食べ物(卵、牛乳、小麦、ピーナッツなど)を摂取したあとに、皮膚の発疹、嘔吐、下痢、喘息、時には重篤なアナフィラキシーを引き起こす病気です。正確な診断と、お子さま一人ひとりの成長段階に合わせた個別のケアが必要です。
スギ花粉やダニ、ペットの毛などのアレルギー原因物質に反応して、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ、赤みが生じる病気です。特定の季節だけ症状が出る子もいれば、一年中症状が続く子もいます。
お子さまにこのような症状が見られる場合は、アレルギー疾患の可能性があります。
これらの症状は、お子さまの日常生活や学習に大きな影響を与える可能性があるため、早期の適切な診断と治療が重要です。
当院では、小児科専門医による丁寧な問診と身体診察を基本とし、必要に応じて各種検査を実施しています。血液検査による特異的IgE抗体の測定や、皮膚プリックテストなどにより、アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)の特定を行います。
院長は日本小児循環器学会の専門医でもあり、アレルギー疾患に合併することがある心疾患についても専門的な評価が可能です。また、365日診療体制により、喘息発作や食物アレルギー反応などの急性症状にも迅速に対応できる体制を整えています。
感染対策についても、2動線の設計により感染・非感染を完全分離しているため、感染症状のないアレルギー疾患のお子さまにも安心してご来院いただけます。隔離室や特別待合室も完備し、症状が重い場合にも適切な環境で診療を受けていただけます。
アレルギー疾患の診断には、詳細な問診が最も重要です。症状の出現時期、持続期間、悪化要因、家族歴などを詳しくお伺いします。その上で、必要に応じて以下の検査を実施します。
総IgE値や特異的IgE抗体を測定し、どのような物質にアレルギー反応を示すかを調べます。アレルゲン(ダニ、花粉、食べ物など)を特定するための検査です。ただし、血液検査で数値が高いからといって必ず症状が出るとは限らないため、具体的な症状や診察所見と合わせて総合的に判断します。
アレルゲン(ダニ、花粉、食べ物など)を特定するための検査です。1歳未満のお子さまや食べ物の種類によっては皮膚検査の方が正確な結果を出すことがあるため、皮膚プリック検査を優先することもあります。
アレルギーの可能性がある食物を、病院で少しずつ試しに食べてみる検査です。数値だけで怖がって完全除去を続けるのではなく、「安全に食べられる最小限の制限」を見つけ、適切な範囲で食べ続けることで症状の改善(耐性獲得)を目指します。
アレルギー疾患の治療は、症状のコントロールと生活の質の改善を目標とします。薬物療法では、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬、気管支拡張薬など、疾患や症状に応じて適切な薬剤を選択します。
食物アレルギーの場合は、原因食物の除去が基本となりますが、栄養バランスを考慮した食事指導も重要です。そして、食べられる量がある限り少量でも続けていくことが、食物アレルギー治療ではとても重要になります。当院では、地域での育児サポートの一環として離乳食相談も行っており、アレルギーを考慮した離乳食の進め方についてもアドバイスしています。
環境整備も重要な治療の一部です。ダニやハウスダスト、花粉などの環境アレルゲンを減らすための具体的な方法をお伝えし、ご家庭での対策をサポートします。
スギ花粉症やダニアレルギーのお子さまに対し、原因物質を含んだお薬を毎日舌の下に投与し、徐々に体を慣らしていく根本的な治療法です(シダキュア、ミティキュア、アシテアなど)。アレルギー反応を和らげ、快適な日常生活をサポートします。
アレルギー疾患のお子さまが快適に過ごすためには、日常生活での注意が必要です。室内の湿度管理、こまめな清掃、寝具の定期的な洗濯などにより、アレルゲンの除去に努めましょう。
食物アレルギーがある場合は、食品表示の確認を習慣化し、外食時にも注意が必要です。学校や保育園との連携も重要で、必要に応じて生活管理指導表の作成も行います。
食物アレルギーによるアナフィラキシーや重症喘息発作など、アレルギー疾患では時に緊急を要する状況が生じることがあります。当院では、緊急時の対応方法について詳しくご説明し、必要に応じてエピペン(アドレナリン自己注射薬)、ネフィーの処方と使用方法の指導も行います。
365日診療体制により、休日や夜間でも対応可能で、緊急時には迅速な処置を行います。また、重症例では高次医療機関との連携により、より専門的な治療が受けられるよう橋渡しの役割も果たしています。
湿疹が治りきらないうちに自己判断で薬をやめてしまい、慢性的な皮膚の炎症が続くことこそが、皮膚の黒ずみ(色素沈着)の原因になります。専門医の指導のもとで「炎症を完全に叩く期間」と「スキンケアで維持する期間」を正しくコントロールすれば、副作用を防ぎながらツルツルの健康な肌を取り戻すことができます。
決してそんなことはありません。血液検査の数値が高くても、実際に食べてみると症状が出ないケース(偽陽性)はたくさんあります。また、子どもの食物アレルギー(特に卵や牛乳、小麦など)は、成長とともに消化器官が発達することで、3歳〜6歳頃までに多くのお子さまが自然とお食事ができるようになっていくことが多いです。数値だけで怖がらず、専門医と一緒に「食べられるゴール」を目指しましょう。
当院のアレルギー外来では、ただアレルギー診療をするだけではなく、
という、家族の笑顔と心のゆとりを提供したいと考えています。
お子さまのアレルギー症状でお悩みの際は、一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。当院では、武蔵小杉駅から徒歩8分という通いやすい立地で、専門医による質の高いアレルギー診療を提供しています。スマートフォンでの予約・問診システムにより、待ち時間を最小限に抑え、診察室ではお子さまとの時間を大切にした診療を心がけています。親子同時受診にも対応しているため、ご家族でアレルギー体質が心配な場合にも、まとめて診察を受けていただけます。アレルギー疾患は適切な治療により症状をコントロールできる疾患です。お子さまが健やかに成長できるよう、当院が全力でサポートいたします。
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