便秘が続いている
便秘が続いている

子どもの便秘は珍しいことではありません。
「出ていれば大丈夫」ではなく、排便の状態も大切です。
このようなお悩みはありませんか。
便秘は子どものおよそ10%に見られる、小児科ではとても一般的な症状です。しかし、小さなお子さまでは不快感をうまく伝えられず、「食欲がない」「機嫌が悪い」「お腹が痛いと言う」「元気がない」といった変化として現れることも少なくありません。
子どもの便秘は、毎日の食事内容やトイレトレーニングに直結するため、親御さんが「私の工夫やトイトレの進め方のせい…」と自分を責めてしまいやすいデリケートな問題です。しかし、子どもの便秘の多くは親御さんの料理や好き嫌いのせいではありません。一度硬いうんちが出て痛かったという恐怖から無意識に我慢してしまい、さらに便が硬くなるという「体のメカニズムの悪循環」なのです。
withこどもクリニック 武蔵小杉では、日本小児科学会認定の小児科専門医がお子さまの年齢や生活習慣、そして排便への恐怖心にも優しく寄り添いながら、一人ひとりに合わせた診療を行っています。「食卓のイライラやトイトレのプレッシャーを無くし、親子でスッキリ出る楽しさを共有できる笑顔を取り戻すこと」を大切に、医療の力を優しく適切に借りながら悪循環をリセットし、親御さんが安心して子どもと向き合える心のゆとりをお届けします。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
便が長い時間出ないか、出にくいことを便秘といいますが、一般的には【週に3回より少なかったり、5日以上出ない日が続く場合】を基準とします。ただし、毎日出ていても以下のようなサインがあれば便秘の可能性が高いです。
当クリニックでは、エコー検査を用いて、お子さまの腸内に便がどの程度たまっているかを客観的・具体的に確認することができます。
人工ミルクへの切り替え時や、離乳食を始めた時期は食事内容の変化で便が硬くなりやすく、うまく排便できなくなることが多いです。3歳前後のトイレトレーニング時期や小学校入学時期に慢性化する子の多くは、実はこの離乳食初期から便秘が始まっています。
※ただし、【離乳食を始める前(特に生後3か月以下)の赤ちゃんの便秘】で、出生後すぐに便が出なかった場合や、新生児期にお腹がパンパンに膨らむ(腹部膨満)場合は、体の構造的な異常(先天性疾患)が隠れている可能性があるため、必ず早期の医療機関受診が必要です。
この時期に便秘になりやすい最大の理由は「排便の我慢」です。朝起きてから登校までの時間が短くトイレタイムが取れなかったり、学校の時間割や環境によってトイレに行くのを我慢してしまうことが原因です。また、朝食を抜くと腸の動き(ぜん動運動)が起こらず、朝の排便リズムが乱れてしまいます。
慢性便秘の場合、単に回数を増やすだけでなく、子どもたちが「毎日スッキリ出て気持ちいい」と感じられる健康的な排便習慣(目標はいきまなくてもすぐに出る、表面がツルッとした柔らかいバナナ形のうんち)を身につけることが重要です。
規則正しい生活とトイレタイム
朝早く起きてゆっくり朝食を食べ、腸を動かした後に「起きたらまずトイレに行く」など落ち着いて排便する時間を習慣化しましょう。トイトレ練習中は無理に急がせず、ゆっくり進めることが大切です。
バランスの良い食事
特定の食品(食物繊維や水分など)だけを大量に摂るよりも、全体的にバランス良く食べることが便秘改善には効果的です(海外のガイドラインでも水分や食物繊維は通常の摂取量が推奨されており、ただ水分を多く与えたり、無理に大量の食物繊維を食べさせ続けたりするだけでは便秘は改善しません)。
お通じ日記の活用
お子さまの好きなキャラクターのノートやシール、スタンプを使い、親子で楽しみながら記録をつけることで、排便に対してポジティブなイメージを持てるようになり、治療がスムーズに進みます。
便が腸内に長く留まって硬くなると、排便時の痛みから子どもたちが「排便=辛いこと」というトラウマを持ってしまいます。そこで当院では、必要に応じて適切な薬物療法(便を柔らかくするお薬、大腸の働きを正常に戻すお薬、浣腸、漢方薬など)を用いて排便を支援します。
いいえ、それは誤解です。小児科で処方されるお薬(酸化マグネシウムやモビコールなど)は、腸の粘膜を無理やり刺激するものではなく、便に水分を集めて自然に柔らかくする安心なお薬です。癖になる(依存する)ことはありません。むしろ、お薬を怖がって中途半端にやめてしまい、カチカチの便秘を放置することの方が、将来にわたって頑固な便秘を長引かせる原因になります。
はい、お家での綿棒浣腸はとても良いホームケアです。毎日やっても癖になることはありませんので、出なくて苦しそうなときはためらわずにすっきり出してあげてください。ただ、毎日綿棒をしないと出ないという状態は、腸の出口付近で便が硬くなっているサインですので、一度小児科を受診して、お腹の内側から便を柔らかくするアプローチを並行することをお勧めします。
子どもの便秘の多くは「機能性便秘」と呼ばれるもので、明確な病気がないケースがほとんどです。しかし、推奨される適切な治療を続けても一向に改善しない場合は、ごく一部に隠れている生まれつきの問題(腸の形成異常や代謝異常などの基礎疾患)がないかを確認するために、より詳細な検査を行うことがあります。
整腸剤は腸内フローラ(善玉菌のバランス)を整える働きがありますが、実は小児の慢性便秘に対して有効であるという確固たる科学的根拠(エビデンス)は現状ではまだ少ないのが実情です。一部のお子さまには効果があるかもしれませんが、基本の治療はあくまでお薬で便を適切に柔らかくすることになります。
トイレの前でお尻を押さえて泣いている我が子を見るのも、毎日の食事のたびに野菜を残さず食べなさいと言い続けるのも、本当に心がすり減るものです。
withこどもクリニック 武蔵小杉の便秘外来では、
をお約束します。
便秘治療はお薬の量の微調整など、定期的な通院が大切になります。当院は土日祝日も休まず365日終日診療を行っているため、平日の忙しい時間帯を避け、休日のゆとりがある時間にいつでもゆっくりとご家族でご相談いただけます。お子さまの体や症状だけでなく、お母さん・お父さんの不安にも寄り添いながら診療しています。小児科専門医がいつでもお待ちしていますので、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
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